10.「コロナ期」

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2020年、誰も予想していなかった未曾有の危機が世界を襲う。

そう、コロナウィルスの全世界的流行によるパンデミックだ。



きっと全ての人の生活スタイルが変わっていった。

それは僕たちミュージシャンにとっても同じ。



声が出せない、人前に出れない。

僕たちミュージシャンは自分たちの一番大事な武器でもある「ライブ」を奪われてしまう形になってしまった。



半年くらいはメンバーとも会えなかった。

僕たちは新しい活動のやり方として、ライブもリハーサルも、リモートで行うというスタイルを作り上げた。


多くのバンドが立ち止まっていく中、新しいスタイルを作り上げられたのはLACCO TOWER、アイロックスの「チャレンジ精神」という強さの一つだと思う。




誤解を恐れずにいうと、この未曾有の危機がもたらしたものは、マイナスなものだけではなかった。

コロナウィルスによって家族を失った方、辛い思いをした人がたくさんいると思うので、簡単な言葉では言えないけど、病気を抱えてる自分にとっては、一度バンドがストップするということに、少し安堵感を感じていた。



自分では止められなかったからだ。



きっと病気のことを公表してしまえば、少しは楽になれたかもしれない。

けど病気を公表することによって、バンドにとってマイナスな見られ方になってしまうと思った。


公表した後のライブは、



「大介さん、大丈夫かな?」

「あ、辛そうな顔してる、可哀想」



みたいな、ライブに純粋にのめり込めない要因を作ってしまうし、LACCO TOWERのファンじゃない人たちからは、



「ギタリスト、病気なんでしょ?年齢的にもLACCO TOWERはもう落ち目だね」



ってなる可能性もある。

それが怖くて、公表することが出来なかった。




だからこそコロナ禍になって、バンドが止まらざるを得ない状況というのは、僕にとっては今後の人生を考える時間が与えられたような気がした。




この頃から、音楽以外のところにも目を向けるようになる。

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